
- ビットコインって最近よく聞くけど、結局なんなの?
- 怪しいイメージがあるけど、本当に価値があるの?
そんな疑問を持っている方へ向けて、この記事では「そもそもお金とは何か?」という根本から、ビットコインの価値や仕組みをわかりやすく解説します。
ビットコインに少しでも興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
この記事を読むと分かること
- ビットコイン誕生の背景とその仕組み
- ビットコインが資産防衛の手段として優れている理由
- ビットコイン投資の始め方
「お金」とはそもそも何か?
私たちは毎日のようにお金を使っていますが、お金の正体を改めて問われると説明に困るかもしれません。
お金には次の3つの基本的な機能があります:
- 価値の保存:貯金など、価値を未来に持ち越せる。
- 交換の手段:物々交換の代わりとして、モノやサービスと交換できる。
- 価値の尺度:価格の基準となり、商品の価値を比較できる。
昔は貝殻や石、のちに金や銀といった貴金属がこの役割を果たしていました。
やがて国家が信用を担保する「紙幣」が登場し、現在では電子マネーやクレジットカードなど、デジタル化されたお金も使われています。
ここで大事なのは、「お金=物体」ではなく「みんなが信じている価値」だということです。
つまり、お金とは人々が「価値がある」と信用して成り立っている仕組みのことなのです。
ビットコイン誕生の背景
先ほど説明した「人々の信用によって成り立つ仕組み」つまり、「信用の裏付け」
この概念をさらに進化させたのがビットコインです。
2008年、アメリカのリーマン・ショックによって世界は大不況に陥りました。
そのとき、多くの人々は「中央銀行や政府の管理する通貨は本当に安全なのか?」と疑問を持ち始めました。
そんな中、「サトシ・ナカモト」という謎の人物がインターネット上にビットコインの論文を公開します。
そこには、中央の管理者なしに、安全で透明性のある通貨を実現する方法が書かれていました。
具体的には、ブロックチェーンというプログラムによって、中央管理者(国家)がいなくても「信用の裏付け」を実現する方法でした。
こうして、2009年に誕生したのが「ビットコイン」なのです。
ブロックチェーンとは?
ビットコインが安全に運用できる理由は、「ブロックチェーン」という技術です。
ブロックチェーンとは、すべての取引履歴を「鎖(チェーン)」のように時系列でつなげて記録していく仕組みのこと。
世界中のコンピューターに同じ台帳が共有されているため、改ざんが極めて難しく、事実上不可能のが特徴です。
この技術によって、銀行のような中央管理者がいなくても「信用」を維持できるのです。

- んー、なんとなく雰囲気はわかったけど、まだよくわからないな...
- もうちょっと詳しく教えて!

ブロックチェーンとは例えると、ビットコインの取引履歴を記録するみんなで管理するノートのようなもの。
たとえば、あなたが友達と10人の「グループLINE」をしているとします。
誰かが「AさんがBさんに500円送った」と送信すると、そのメッセージは全員のスマホに記録されますよね。
これがブロックチェーンでいう「取引の記録」です。
では、もし誰かがあとからこっそり「AさんがBさんに送ったのは300円だった」と書き換えたらどうなるでしょうか?
→ 他の9人のスマホには「500円」のまま残っていますよね。
だから書き換えた人がウソをついていることがすぐバレるし、全員の履歴を一斉に改ざんするのはほぼ不可能です。

これが、ブロックチェーンの「改ざんできない仕組み」の正体です。
みんなで監視しあって、正しい記録を維持する。
中央の誰かじゃなく、「全員で記録を守る」というのができるのがブロックチェーンであり、革新的な技術なんです。
マイニングとは?

- 中央管理者がいなくても安全に取引できる仕組みなのはわかったけど
- じゃあ、だれがどうやって新しいビットコインを創り出しているの?
ビットコインは、誰かが勝手に発行しているのではありません。
では、どうやって生まれるのか。
新しいビットコインは、「マイニング(採掘)」という仕組みによって生まれます。
マイナーと呼ばれる人々が、膨大な計算処理をして取引の正しさを確認します。
その報酬として新しいビットコインが与えられるのです。
つまり、世界中のコンピューターが協力してビットコインの信頼性を守っているとも言えます。

- んーこれもちょっとよくわからない💦
- もうちょっと詳しく教えて!

「マイニング」は、言い換えると「ビットコインの取引が正しいかどうか」を確認する作業のこと。
たとえば、取引が1つ行われたとします。
そのとき世界中のコンピューターたち(マイナーと呼ばれる人たち)が、「この取引は本当に正しいか?」をクイズ形式でチェックし始めます。
このクイズは、すごく難しい数学のパズルのような問題。
人間には解けないけど、パソコンが一生懸命計算して解きます。
そして、最初にその答えを見つけたマイナーが、「はい!正しい取引です!」と早押しで手を挙げます。
その人が「今回の取引をブロックに記録」できる役割をもらい、その報酬としてビットコインを手に入れられる、というわけです。
この仕組みのおかげで、不正な取引はブロックチェーンに記録されず、正しい取引だけが積み上がっていくのです。
ビットコインがもたらす新しい未来
ビットコインは、国家に依存せず、国境を越えて使える「グローバルな通貨」です。
基軸通貨としての米ドルは大抵の国で基準として使用されていますが、日常生活で使用するにはその国の通貨に換金が必要ですよね。
要は、日本のレストランでドルを使って食事はできないですよね。
一方で、ビットコインは国や銀行を介さずに、誰でも・どこでも・すぐに送金できる「インターネットのお金」です。
これまでの「お金」は、国や銀行が決めてきました。
でも、ビットコインの登場は、「誰もが自由に使えて、自分で守れる新しいお金」という革命的な選択肢を生み出しました。
まだ発展途上ではありますが、10年、20年後の社会では「スマホで持てる資産=ビットコイン」が当たり前になっているかもしれません。
その変化をいち早く知っておくことこそが、これからの資産形成にとって大きな意味を持ちます。
ビットコインがもたらす「資産の防衛」
ビットコインの特長の一つとして、「自分自身で資産を管理できる」という点があります。
銀行口座や証券口座は、凍結されたり制限されたりする可能性がありますが、ビットコインは、秘密鍵(パスワード)さえ管理していれば、誰にも奪われません。
これは、国家の影響を受けにくい資産として、政治不安がある国では命綱のように使われていることもあります。
🇷🇺 ロシアやトルコなど、通貨が暴落した国では、人々が「財産を守る手段」としてビットコインに避難する動きが加速しています。
「投機」ではなく、「価値の保存」としてのビットコイン
ビットコインは価格の上下が激しいので「投機的」と思われがちですが、本質は「価値の保存」といえます。
つまり、将来も価値が落ちにくい、長期保有に適した資産という考え方。
というのも、ビットコインの最大の特徴のひとつとして「発行上限がある」という点。
どういうことかというと、ビットコインは最大で2100万枚までしか発行されず、これ以上増えることはありません。
これは中央銀行が際限なくお金を刷れる法定通貨(円やドルなど)とは根本的に異なる点です。
法定通貨は、経済政策や政府の都合で大量に発行されることがあり、それがインフレ(=お金の価値が下がる)を引き起こす原因になります。

一方で、ビットコインは供給が制限されているため、インフレによる価値の下落に強く、長期的な「価値の保存手段(ストア・オブ・バリュー)」としての信頼が高まっています。
金(ゴールド)やドルと比較しても、
- ビットコインは持ち運びが簡単(スマホでOK)
- 改ざんが極めて困難(ブロックチェーン)
- 希少価値が高い(発行上限あり・中央によるコントロールが不可)
といった点で優れた資産と言えるでしょう。
🌾 例えるなら「年々収穫量が減る農作物」。
欲しい人が増えるほど、価値が上がる仕組みです。
ビットコインに興味を持った方へ
現在、日本円は長期的に見て価値が下がり続けています。金利も低く、資産を銀行に預けていてもほとんど増えません。
そこで注目されているのが、価値が上昇しやすい「ビットコインへの少額投資」です。
中でも、「積立ビットコイン」は、初心者でも安心して取り組める方法として支持を集めています。
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まとめ:これからの時代に「ビットコインを知っておく意味」
ビットコインは単なる投資対象ではなく、「お金の進化形」です。
最大の特徴は、中央に管理者がいない「非中央集権」の通貨であり、国や銀行がなくても価値のやりとりができる点です。
仮想通貨と呼ばれますが、実態は「価値を持つデジタルデータ」。
それを支えているのがブロックチェーンという技術です。
まだまだ怪しい・難しいというイメージがあるかもしれませんが、その仕組みや背景を知ることで、これからの時代にどうお金と向き合うべきかが見えてきます。
まずは「知ること」から。
そして、「少額からでも触れてみる」ことが、資産防衛の第一歩になると思います。

僕も実際に毎月1万円ずつビットコインを購入しています。
2021年から始めて、2025年6月現在の累計投資額は100万円ほど。
含み益を含めた評価額は400万円と4倍になっています。
毎月レポートをビットコインのブログで公開しているので、気になる方は覗いてみてください。
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